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ガンマナイフ
ガンマナイフとは

Gamma Knife とは、読んで字の如く、周囲正常脳組織を傷つける事なくγ腺を用い、まるで脳病変をナイフで切り取るが如く根治せしめる治療法です。201個のコバルト60線源が半円球状かつ同心円状に配置され、それぞれから放出されたγ線が丁度その中心に収束するように設計されています。1990年4月1日より保険適応となり、当院には1999年に国内第26号機として導入されました。

脳腫瘍 転移性脳腫瘍、聴神経腫瘍、髄膜腫、下垂体腫瘍、頭蓋咽頭腫、神経膠腫
三叉神経鞘腫、松果体腫瘍など
脳血管障害 脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻、血管腫など
機能的疾患 三叉神経痛など
耳鼻科・眼科領域疾患 眼の黒色腫、眼窩内腫瘍、鼻咽喉癌、副鼻腔腫瘍など
ガンマナイフのメリット
種々の合併症からの回避

開頭手術で問題となる感染症や合併症などの危険性が殆どありません。また全身麻酔も不要のため、治療を受けられる患者様の枠が広がりました。高齢者の方の治療も可能です。

入院期間の短縮

入院は原則として2泊3日。術後、長期間のベッドでの安静を必要としなくなりました。

高い完全治癒率

脳動静脈奇形に対するガンマナイフ治療実績報告例では、2年以内の完治率が約80%。また聴神経腫瘍等での成果は腫瘍縮小や成長抑止が90%にも及びます。

社会的・経済的利点

治療には、健康保険が適応され、さらに入院期間のの短縮などで多くの経費を節減できます。

※ガンマナイフ治療が全ての疾患に有効であるとは限りません。治療の際は、事前の検査及び診察が必要です。

 

ガンマナイフの治療効果

種々の疾病について、その治療の効果をいくつかをご紹介します。

転移性脳腫瘍

治療前 1

治療後 2
脳動静脈奇形

治療前 3

3年後 4
副鼻腔腫瘍

治療前 5

治療後 6
松果体部腫瘍

治療前 7

治療後 8
神経膠腫(グリオーマ)

治療前 9

4 年後 10

 

ガンマナイフの治療手順

ガンマナイフの治療手順を簡単にご説明いたします。

1.フレーム装着

局所麻酔をして、4本のピンでフレームを頭部に装着します。剃髪は不要です。

2.病巣の位置決定

MRI、CT、血管造影などを行い、病巣の位置を確認します。

3.治療計画

コンピューターを用いて放射線量、照射範囲などを詳細に決めます。

4.照射

治療計画に基づいて正確に照射します。誤差は0.1㎜です。

 

ガンマナイフ治療期間

ガンマナイフ治療プラン

第1日目 入院・治療前検査
第2日目 ガンマナイフ・治療
第3日目 退院
※入院期間は原則として3日間ですが、病気の種類や大きさによっては1〜2日治療期間が延びることもあります。
※退院後の外来通院期間は、1〜3ヶ月に1回程度です。
 
ガンマナイフ治療のご予約はお電話にて承ります。

また、入院の際は、当院から送迎車を用意いたします。
福岡記念病院 脳神経外科外来
TEL. 092-821-4731 内線#200