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研修医 患者さまに学ぶ心

研修医になりたての頃を振り返ってみると、採血はおろか、患者様の診察ですら緊張していたものでした。

この2年間の成果として、目の前の患者様にどう対処するか、緊急を要するのか否かなどといった判断力を養うことが出来、少なからず成長したという自負があります。しかしご指導頂いた先生方には知識も技術もまだまだ及びません。一人前になるには、今後ますます努力が必要であり、常にあったはずの指導医の後ろ盾がなくなることに改めて緊張を感じます。

私は4月から、熊本県の地域周産期医療センターである福田病院に産婦人科医として赴任します。学生時代から、訴訟の多い産婦人科・小児科医にはなるまいと決心していたのですが、正反対の選択をすることになりました。現場で働くうちに、このご時世で最も社会貢献できる科であると認識したからです。これもまた2年間の大きな成果と思いますし、誇りに思います。崩壊した周産期医療の建て直しの一旦を担っていきたいと思います。

そして、ともに支え合い、切磋琢磨した研修医仲間と別れることも残念ではありますが、各々の専門が決まり、今後も相談し合える仲間が得られたことは貴重な財産です。

ご指導頂いた先生方をはじめあらゆるスタッフの皆様、本当に有難うございました。

保坂 洋平