形成外科

■ 腋臭症の治療

● 腋臭症とは

一般に 『ワキガ』といわれ、腋が独特の悪臭を放つ場合をいい、腋窩に存在するアポクリン汗腺の分泌亢進が原因です。臭いの元には汗そのものだけでなく、皮膚の細菌により分解されて生じた物質も関与します。

腋臭症の特徴は次の通りです。

1. 思春期に発現し、臭いは夏に強い。
2. 20才代にピークがあり女性に多い。
3. 軟耳垢(耳アカが軟らかい)を合併する。
4. 月経時に増強する。
5. 優性遺伝する。
6. 高率で腋窩多汗を伴う。

※ 診察時にまずガーゼを挟んでもらい、3分程経ってからそのガーゼの臭いを診てその程度を判断します。

● 治療法

手術

 局所麻酔下に、腋窩に皮膚切開を行い、ここより腋毛部の皮下組織を剥離し、皮膚を翻転してアポクリン腺をはさみで除去する方法です。この方法は、従来より他の施設でも多く使われており、保険が使えます。臭いを確実に70〜80%軽減させる事ができます。欠点は、入院治療が必要である事、傷跡が残る事、術後早期に皮膚の硬化や色素沈着が起こる可能性がある事などが挙げられます。

※尚、腋窩多汗症には、塩化アルミニウム溶液の外用が副作用も少なく効果的です。

福岡記念病院 形成外科

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